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2008/08/12

第一関門突破

さて本日目出度く確認申請おりましたですよ。

長かったなぁ・・・正味3ヶ月かかりましたぜ。事前受付をしたのが5月の12日。指摘があがってくるまで3週間、対応で1ヶ月。その間、ちょこまかと変更になった部分もあり、殆どの図面を差し替え。

お陰で再度事前相談で見直しを喰らって、本申請が先月末。まぁ何とかお盆前に下りてよかったよかった。

何はともあれコレが済むとほっとする。まぁ本番はこれからなんすけどね。

まぁ何時ものごとく面倒な物件にぶち当たりっぱなしのちゃしゅうさんですけどね、今回は色々とありましたですよ。

参考までにちょいとその問題について書いておこうかね。

今回の計画はバルコニーを建築面積に算入しないように計画しているんだけど、その方法というか対応についてね。

当初から確認申請は民間に出そうと思っていたんだけど、一応、行政庁の判断も伺っておこうと考えましてですね、あれは何時だ?去年の10月くらいかな?聞きに行っただよ。

そのときの市の回答はというと

1.自立する構造であること。
2.建物本体と縁を切ること。
3.スノコ状の床とすること。
4.バルコニー部分の面積は15平米以下であること。

の四つだったんだな。ところがだ、今回の敷地というのが準防火地域というのに指定されておるのだ。そこに木造の3階建を計画してるもんだから、通常よりも火に対して頑丈な構造で作らねばならんのだ。

ただし、バルコニーは鉄骨で組んでるんだな。目隠しとして立ち上げている手摺と床は木だけどね。

すると確認審査機関から木を使って大丈夫なの?との指摘。ん?大丈夫じゃないの?と思ったのだが、再度市に確認に行っただよ。

するとだ!準防火地域内の建物のバルコニーは準耐火構造にしてくれという指導をしていると言うんだな。

準耐火構造というのはですね、面倒だから細かい説明は省くが、要は燃えない建材とかで骨組みを巻けといっとるんだわ。

そうするとだ、当然スノコ状の木の床仕上げなんて出来ないわけよ。

さぁ!ちゃしゅうさん焦りましたよ。困りましたよ。大変ですよ。燃えない材料でやるのはまぁ何とかなるかも知れんが、スノコみたいに隙間が開いてちゃ火がボンボン来ますからね。意味無いわけさ。なもんで、まともに話を聞いちゃうと建築面積不算入は不可ってことじゃん?

自分でも法令集調べまくりなんだけど、バルコニーの構造についてなんて書いてない。はて?どうしたもんかいな・・・と思ったところで、法規の大先生に助けを求めたのだ。

そこで色々と考え方を伺ってですな、再度市の方にぶつけたわけですよ。

ここでちょいと問題を整理しておきますとね、バルコニーといっても二種類あるわけね。それは何かというとバルコニーの下に用途が発生するかしないかってことなんだけど、用途とは例えば駐車スペースにしますとか、そういうことね。当然用途が発生すれば不算入は認めてもらえないんだな。

んで、今回の物件。当然用途は発生しない。というか発生させられないのさ、不算入だからね。それとバルコニーが取り付くのは2階の床レベルのみで3階はバルコニーは無いのよ。

そもそもなんでそれ程厳しい構造要求をされるのかでんでんわかんない。2階建ならいいけど、準防火地域内の木造3階建となると、それに付随するバルコニーも準耐火構造にするように市としては指導します!って言い張るわけさ。

でここで大先生にお教え頂いた論理等をフル活用して疑問をぶつけたわけね。

そもそも、上に屋根が無いのに何で床として扱うんだ?ってのが一つね。例えば下が部屋になってるとかならそりゃガッツリと火に強い構造にしなきゃ不味いだろうさ。というより下が部屋だったら面積不算入なんてことには最初からならないんだけどね。

それからちゃしゅうさん色々と考えましたですよ。そもそも面積不算入ということは主要な構造部分ではないということなんちゃうんかい?とね?で無きゃ面積に入れないと駄目だからね。

ただし、仮にバルコニーの床部分を屋根と考えるってのはあるかも知れないんだな。そうなるとまぁ材料だけの問題で済むかも知れない。燃えない材料で床をスノコ状に仕上るとかね。元々骨組みは鉄骨だからね。

一方では不算入の扱いが定義されていて、一方ではそれが不可能な指導が存在するんだな。

そこで、諸々全て疑問点をぶつけましたですよ。

あなた方の仰ることを鵜呑みにするとですよ?準防火地域じゃぁ木造3階建はバルコニーを建築面積に入れないような計画は出来ないってことなの?

木造だけど、バルコニーは鉄骨で作るから一部鉄骨造にしたらどうなるの?そもそも下に用途が無いのに何で床扱いなの?屋根があるから床があるんじゃないの?

主要構造ぶってな~に?バルコニーの手摺はどうなるの?(これは主要構造部じゃないから木でもOKなんだけど、できればアルミとかで作って欲しいという指導はしてるらしい)

と話は堂々巡りになっちゃうのね。だって主要構造部ならそもそも面積不参入なんて話が成り立たないからね。

所謂過剰指導ではないんかい!

さて、どうなのよ?と問い詰めると?図面をコピーさせてくれと来た。

一度指導課内で議論させてくれとのことでね。後日連絡するからとの事だったんだな。

ただコレねちょいと問題が複雑でしてね、ちゃしゅうさんとしては申請自体は民間に出そうとしてるわけ。そうなると市の方の窓口は指定機関指導課(民間から書類が回ってくるところらしい)になる。

本来、民間に申請を出そうという場合はこの指定機関指導課ってところと話をするのが筋らしいんだな。当然ちゃしゅうさん、そことも話はしておりますよ。その結果はというとですね、面積不算入なんだから主要構造部じゃないでしょ?なら別に何でもいいんじゃん?ってのが回答。

ただ、民間の確認審査機関もこういう事例に出くわしたケースが殆ど無いため、判断に迷う訳ね。で、市の方は何て言ってるの?って話になるのよ。

一応、指定機関指導課は問題ないって言ってるんだけど、市の建築指導課は駄目だって言ってる状況なんすよ・・・ってことを報告して、一応課内で議論するみたいだから、その回答待ちの状況である旨を伝えておった。

すると3,4日後に連絡が来たざますよ。

結果!

バルコニー床の構造については特に要求をしません!ってことでしたぁ~!

ばんざーい!当初の計画通り事が進みますですよ!良かったですよ!ほっとしましたですよ!

大先生に御教示頂いたお陰で無茶な要求を論破できましたとですよ。(実は以前にも重大問題で御指南いただいたことがあるのだ・・・ハハハ、兎に角感謝感謝)

今回初めて自分の物件で天空率を使ったりしたのは良いんだけど、ソフトのバグで上手く計算がされなかったりと色々と問題はありましたけどね、まぁ何とか無事この日を迎えられましたですよ。

(そうそう、天空率ソフトのバグは新しいバージョンではちゃんとできるようになってた)

具体的には来週くらいからかな?現場が動き出すのは。

さてさてどうなることやら。

でもホットしたちゃしゅうさんでした。

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コメント

大変だったんですね。
ともかく元の設計どおり確認が下りてよかったですね。

投稿: erisa | 2008/08/13 09:51

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